sexto dia(6日目):感動と極寒のセビージャ編(後編)     ※100ptas=約 65円 ※


サッカーを観終わると、とにかく寒くて死にそうやったんで、街中に行くバスなら何でもいいやろーってことで寒さから逃げるように適当にバスに乗り込んだ。
そして、街の中心まで来るととりあえずあったかいご飯を食べようとゆうことで、10時から観る予定にしていたフラメンコの劇場がある方向へと歩き出した。

しかし、この日は日曜日。
昼間見たresutauranteですら半分ほどしか開いてなかったし。

スペイン人もちっと働けよーーーーーーとか心の中で叫びながら店を探していると、TVでレアルVSバルサ(もちサッカー♪)をやってるbalを発見。
店の外から、俺らよりも先におったにーちゃんと共にしばし観賞。
でも、2−0でレアルが勝ってるのを確認すると、誰も飯など食べてなく酒飲みながらTV見てるだけやったからここで飯を食うのは無理っぽいと判断すると5分ほどでまた雨がめっちゃ降りしきる中、出発。

しばらく歩くとピザ屋らしき店を発見!!
で、近づいてみるとどーやらファーストフードみたい。。。
スペイン来てまで夜食にファーストフードはないっしょ!!ってゆう俺らのプライド!?から軽く却下。

その店の脇を奥の方へ進んでいくと、どーやらここはデパートらしき建物であることが発覚。
ここなら何かあるやろってことで勢い勇んで突入!!


が、、、、夜食が食べれそうなとこは何もなかった・・・・。


諦めてまた外に出よかと思ってんけど、一応店舗案内だけでも見とこうと思って案内板を見ると、この建物の横に1軒だけresutauranteが!!
ま〜〜〜〜〜〜〜じで!!ううう、ありがたい。。。。
寒さに凍え死にそうやった俺らは何の躊躇いもなくその店へ。

雨の日曜で、もう9時前やったことから店の中にほとんど客はいなかった。
俺はここで、目玉焼き&ソーセージ定食を頼んだ。
それはこのメニューの中にriceの文字を見つけたからやった、コメが恋しい今日この頃♪

が、それが運ばれてきた時俺はめっちゃびびった。



白米の上におもっきり赤い液体が。。。。



それは何とケチャップやった。
白米にケチャップかけんなよーーー!!あぁ、白いご飯が・・・・。(泣)

まあそんなことはありつつもあったかいスープやコーヒーを飲んで再び精気を養った。
そして腹いっぱいになり満足すると、俺達はまた大雨降りしきる街中へと飛び出して行った。


そして数十分後、ずぶ濡れになりながらも何とか劇場に到着。
こんなずぶ濡れの汚いアジア人2人、こんないい劇場(300人収容の大劇場やった)に入れてくれんねやろか?なんてちょっと不安になっててんけど、何のことはなし、あっさり入れた。。。。

しかし、入ってみると客はだ〜れもいなかった。


この大雨で誰も来ないのでは!?日曜日やし・・・・。


もしや、これは俺ら2人のためだけに踊ってくれるのか!?


とか思いながらも、まあもちろんそんなわけはなかってんけど。。。。
ちょっとしたら、後から後から観光客のおばちゃんの団体がわんさか来た(中には日本人のおばちゃんの団体もいたし・・・・)。


てなわけで、3分の2ほど客席が埋まるといよいよフラメンコスタート!!


劇場お付きのカメラマンのおねーさんとずぶ濡れアジア人
 典型的なスペイン美人で乳でかくてめっちゃきれいやったわ〜♪
 思わず頭が寄っちゃってます(爆)

フラメンコの1シーン
 みんなが抱いてるフラメンコのイメージと似てるんとちゃうかな
 show形式なんが分かってもらえるやろか


が、何かあんまおもしろくない・・・・。
グラナダでめちゃめちゃ芸術的なフラメンコを見てきた俺らにとってshow形式のフラメンコには何の感動も抱けんかった。
おばちゃん達がめっちゃ盛り上がってた後ろでたぶん俺らはあんましつまんなそうな顔しとったような気がする・・・・(必死に踊ってくれてたフラメンコの人たちごめんなさい(激謝)

フラメンコってゆうのは元々、はるか昔、アジアの方から流れてきたジプシーの人たちの伝統芸能やった。
それがスペインに入ってきて、ラテンの要素が加わってフラメンコとなり、スペイン人の演じるshow形式のフラメンコとなっていったらしい。

つまり、グラナダで見たのが元々のジプシーの伝統芸能の要素を残したフラメンコ。
で、ここセビージャで見たのがshow形式になったフラメンコ、というわけ。

とにかく、俺らにはこのフラメンコはあんましやった、てゆーか全然やった。
それだけグラナダの洞窟フラメンコが良かったってこと。
もし順番を逆に、先にセビージャのフラメンコを見れとったら両方楽しめたんかもて思ったけど。

約1時間半の公演を見終えると、おばちゃん達が舞台に上がって記念写真を撮りまくってるのを横目に俺らは一足お先に大雨の中へと出た。

15分ほど歩いてバスターミナルに着くと12時ちょっと前、そのまま1時までバスを待ってんけど、そこでめっちゃおもろいやつを発見した。

それは、、、、



スペインの江頭2:50!!



ほんまめっちゃおもろかった!!
ちょっと頭の弱い人なんか知らんけど、何やゆーたらこの時間唯一開いてるチケット売り場の人にからんで、わけの分からんことを言いまくってた。
売り場から離れていくから満足したんかな〜とか思ったら、すぐまた戻って行ってからんでるし・・・・、売り場のおねーさんめっちゃダルそうやった。。。。

何ゆうてるんかはスペイン語やからわけが分からんのは当たり前やけど、あれはたぶんスペイン語が分かっててもわけ分からんかったと思うわ。
あちこちせわしなく動き回るその動きが江頭2:50そっくりやった。

まあそんなこんなでバスの出発時間までほけ〜っとしてた。
で、1時になり無事にバスに乗り込むと1日の疲れからかすぐに眠りについた。


今日は1日中大雨に打たれて、全身ずぶ濡れになったあげくシャワーを浴びることもできず、おまけに寝床はバスのシート・・・・。

これって、、、、



風邪引く要素200%やん!!



あー後3日残ってるんやしほんま風邪なんか引いてる場合じゃないぞーーーーー!!


septimo dia(7日目): 逆驚と落胆のマドリッド編 につづく





戻る